シニア期のワンちゃんを飼われている方へ

どうも!埼玉県桶川市ドッグサロンリンゴのオーナーりんごです

ただいま7月までのご予約が満員となっております

また、爪切り等の単品やシャンプーコースの空きはありますので、お問い合わせは公式LINEからお願いします!

【お知らせ】

地元桶川でドローンショーをやりたい!という夢実現のために色々と動いております

地道な活動をnote で更新しております

是非ご覧ください

3.4.5.6.7.8.10.11.12.13.14.17…何の数?

さぁ!今日は不思議サブタイトルをつけましたが、この数字の意味を分かる人はほとんどいないかと思います(笑)

ずばり、先週1週間のうちにきたわんこたちの年齢です

1番若い子が3歳、年上が17歳でありました

そして1番多かったのが14歳の4頭…

シニア期と呼ばれる年齢に入っている子は全体の8割にも上りました

以前インスタの方でも投稿させてもらっていますが、今や子供の数よりも犬の数が多く

日本人以上の少子高齢化、全体の57%以上がシニアというデータがでています

本日はこの事実を飼い主様にも受けて入れてもらう&これから先を考えてもうべく書いていこうと思います

プロもシニアを無視できなくなってきた

全体の半分以上がおじいちゃんおばあちゃんという現状、我々プロもシニアのためのサービス、商品を作っていかないと食っていけない世界戦になってきました

先日いった東京ビックサイトでのセミナーも「わんちゃんの健康」に対する内容のものが多かったのもうなずけました

トリマー、トレーナーさんの考え方も「動物福祉」といってワンちゃんたちの気持ちに寄り添うものが増えたりしてきたのも、流れとしてはそういった経緯があるからなのかなと個人的に思っています

体調を崩す子が多かった4月

インスタでもちょいちょい書いていましたが、実は4月は2頭のわんちゃんとお別れしてしまいました

さらにはいつも元気で来るわんこたちの体調不良、そして入院も相次ぎ、ちょっと心がざわざわした毎日でした

5月になって飼い主様からご連絡をいただいたり、元気な姿を見られる子もいてほっとしているのですが、ここで飼い主様達の「リアルな不安の声」をたくさん聴く機会があり

「病院に一人で連れて行って判断するのが怖い」

「できるだけのことはしたけど、これでもし悪い方に向かってしまったら…」

愛犬の加齢やお別れはいつか来るものとわかっていながら、いざその時が来ると戸惑う人がほとんどだと思います

実際私も3月に愛犬リンゴが死にかけたときは毎日祈るような気持と心の整理をしながら、日常をすごさなくてはいけないことに結構メンタルをやられたもんです

でも、そこですごく支えになったのは同じベクトルで話を聞いてくれる主人と小さいながらにサポートするよと言ってくれたこどもたち

なので、この経験から飼い主様達の不安な気持ちや心の整理をするのは、私でもできる、と確信を持てました

リンゴの一件があったからこそ、飼い主様たちの葛藤と不安を一緒に持って考えることができるなぁとこの数日間で思いました

その時一番最適だと思った選択をしておくと

愛犬の体調が悪くなった時に飼い主様が必ずいうのは「○○しておけばよかった」「○○だったら違ったかも」というタラれば話

これはきっと誰もが思うこと、言う言葉です

なので、決して悪いといっているわけではないのですが、私はこのタラればが出ている状況でも1つだけ間違いなく正しいと思うことがあって、それは

「飼い主様がその時最善だと思った選択をいつもしている」ということ

例えば「早く病院へいっておけば」という方が多いのですが、「かかりつけがお休みだったから様子を見た」だとすれば「この子を1番に知っている獣医さんにみせたかった」のでしょうし

「調子が悪い子をすぐに連れ出しては体力が削られるんじゃないか」と心配したのかもしれません

この仕事を13年もやってきて思うのは「最期の瞬間はいつもワンちゃん本人が決めている」んじゃないかなと思っています

なので、例え入院中やちょっと目を離したすきに亡くなったとしても「苦しんでいる姿を飼い主さんに見られたくない」という意思だったのかもしれませんし

逆に普段めったに家族がそろわないおうちなのにもかかわらず、そろったタイミングで亡くなるのであればそれは「待っていた」のかもしれません

どっちにしろ、自分ではないほかの生き物の死の瞬間を操れるほど人間っていうのはすごくないのです

つまり何が言いたいかというと飼い主さんが愛犬の死についてそこまで責任を感じて悲観的になる必要は全くないということです

その子が生きた分の年数を楽しくすごせた、というそのことをずっと思ってくれていれば、ワンちゃんたちはきっとそれで充分なんだろうなと、トリマーとしては感じているのです

きっとこれから先当店でこういった不安や悩みをお持ちになる飼い主さんが増える、と思っています

だけど、ちゃんと話を聞いてこういった導き方を、私はして生きたと考えています

話すことで、聞いてもらえることで心がちょっと楽になることもあります

今もシニアのワンちゃんのお世話で不安になっていることがあれば是非相談してくださいね

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