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lighthouseが面白すぎる
ネットフリックスでやっている星野源さんとオードリー若林さんのlighthouseという番組がものすごく好きでその4回目をこの間視聴したのですが、やっぱりどこをとっても35歳の私には染みて「良い」しかなかったので今日はその話をさせてください(推し活です)
昨日は「成功するにはやっぱ数こなさないと始まんない」って話をしたんですけど、この2人の今の成功もやはりここが軸になっているというのがこの回でよりわかりました
タイトルの言葉は若林さんが言っていたセリフがこんな感じだったのでそのまま付けたんですけど
「あの人は成功してていいな~」ともし今そう思っている人がいるなら、考えを改めるいいチャンスだと思ってちょっとだけでもいいのでこの先を読んでみてください(笑)
若林さんに馬乗りになって怒号を飛ばされる前に(笑)
不遇の20代を過ごしたふたり
元々星野さんも若林さんもとても好きで追いかけていたのですが、ふたりの何が好きかって「世間をちょっと斜めから見ている」その感覚が良いなぁと思っていました
そしてふたりともエッセイや歌詞、ラップと文字を綴るお仕事をされていてその言葉選びがまた素敵なんですよね
若林さんのエッセイで初めて「芸人さんの本」を手にしたんですけど、あんなに笑ったのは初めてぐらい大笑いして本(文章)を読んでました
そんな才能あふれるふたりですが、20代のころは本当に迷走したようで星野さんは「音楽をやっていれば役者1本にしろ」役者をやっていれば「音楽をやめろ」と散々言われたと言っていて
若林さんもちょっと前に「だが、情熱はある」というドラマを見てわかる通り、売れない時代が長く自宅でライブをする、という前代未聞のことをしていたりしました
不遇と一言で語るには申し訳なく、でもその負のエネルギー溢れる時代があったからこそ味があって私の五感を震わせるほどの作品や感覚をくれるんだろうなと思っているんですが
最近はそれを全く無視した奴らが現れるんだ、と切り出して始まった話が今回のタイトルのエピソードです
表面的な成功を見ているやつ
「星野さんみたいな歌手になっていずれ役者もやりたいんです」
これを言われて星野さんはイラっとしたんだそうです
なぜなら「俺は歌も芝居も20代から好きでやってて、歌手で有名になったから芝居もやるっていうスタンスじゃねえ!俺のルーツも知らないでなりたいとか言うんじゃない」と怒っていました
これに対し若林さんも同じようなことを言われることがあるが「じゃあ俺の(悲惨すぎる)20代をお前はちゃんと生きていけるんだろうな?」と表面的な成功しかみないで「なりたい」とか言ってるやつに馬乗りになって言い聞かせてやりたいといってました
数をこなせばその分の失敗や辱めは負う
自分もただひたすらにトリミングと向き合ってきた20代だったので、この2人の憤りが結構理解できました
周りの友達がおしゃれやメイクやお出かけにいそしんでいる中、自分はジャージで化粧もほとんどせず犬にまみれていましたしお金も道具やセミナー代や犬の管理費に消えて本当に恥ずかしいくらい貧乏だったんです
23で開業したので、若いというだけでメーカーの担当さんに子ども扱い、お客さんとしてみてもらえないこともしばしばありました
年配のお客様にばかにされたことも、理不尽なことを言われて傷ついたこともたくさんありました
それでも続けてきたのは「好き」「上手になりたい」っていう一心だけで、がむしゃらにここまでは走ってきた感覚でようやく周りから認めてもらえる位置に来ました
幸い星野さん若林さんのように表面だけの成功を見てアレコレ言う人には今のところであってなくて「すごいね!頑張ってきたんだね!」とちゃんと私の過去を振り返ってくれる人ばかりで
本当に恵まれた環境に置いてもらっているなと感じる日々なのですが、いわゆる成功されているふたりのそういううっ憤を見たときにすごく共感できた部分でもありました
とにかくやれ
数打てばその分成功の可能性は高まるけれど、失敗の数もそこそこ蓄積されていきますよね
日頃私が勉強をしている講師の方々が必ず言う言葉があるんですけどそれが「とにかくやれ」なんですよね
これって私が多少のMっ気があるからなのか(笑)、すきだな~と思ってみている先生たちがみんなこう言うので、それに従っているんですけど
「こうなったらどうしよう?」「ここであってますか?」…そんなん聞いてる暇あるんだったらやれ!聞くな!って感じでマジで怒られるんですよね(笑)
でも自分で考えてひねり出してやってみて、失敗してまた試して…っていう泥くさいことをやって、辱めを負っていった過去があるから今があって…
それを全くわかろうとしない人に「成功していいっすね」って軽々しく言われたら馬乗りになってでもそのことを教えたくなるのかなぁって思います(笑)
年末の楽しみにとっておく
このlighthouse、あと2回分あるのですが見たい気持ちを抑えて今は我慢しています
と、いうのも毎回刺さる言葉をふたりがくれるのでそれをちゃんと味わいたいっていうのがあり、お仕事を無事納めることができたときのご褒美として残しておこうと思います
30代、40代の方々には是非一度見ていただきたい番組ですので年末の過ごし方に追加してみてください