AIが描けない手、アートが伝える多様性

どうも!埼玉県桶川市ドッグサロンリンゴのオーナーりんごです

4月のご予約受付中!

お問い合わせは公式LINEからお願いします!

【お知らせ】

▶「ドローンの挑戦」を話すzoom会

2月15日(土)22時より1時間ドローンを何故やろうとしているのか?という話しをさせていただくことになりました

興味のある方はこちらのオープンチャットにて当日のURLを受け取ってください!

パパママzoom会

▶西野亮廣講演会in桶川

日時:2025年3月26日(水)開演:19:00〜(開場18:30予定)

場所:響の森 桶川市民ホール(プチホール)

住所:埼玉県桶川市若宮1-5-9

(桶川駅から徒歩5分)

📣チケット詳細こちらから

▶2025年10月25日地元桶川でドローンショーを開催する!という挑戦中です!

2025年にクラファンを予定しております!

各種SNSでチェックをお願いします

【AIの先には人間がいる】

東京藝大とJR東日本の連携協定の第一弾として、上野駅の交番跡地をリノベーションし誕生したギャラリーである「CREATIVE HUB UENO “es”」で行われていた 窪田 望さんの展示を拝見してきました!

当初、カテーテル治療を広めたいとクラファン実施中のお医者様 カテーテル志郎さんの「ランチできる人いない―?」という投稿を見て、家を出発した私(笑)

少し前から仲良くさせていただいておりまして、たいへん面白い方なので、ゆっくり話をする機会が欲しいなと思っていたところでした

なので、展示を拝見したのは志郎さんの後をくっついて行っただけだったのですが、アッという間に作品の魅力にとりつかれ、結構な時間滞在してしまいました…!

AIで人間を生成すると5本指にならない

ミッドジャーニーが流行りだした2年前、AIは人間を描くのがどうやら苦手らしいという話しが回ってきました

その時は確かにわんちゃんを生成するのもやっとで、私も何回も何回もトライしながら描いていました

でもある程度月日が経つと「女の子」と入れただけでかわいらしい本物のような子が描けるようになり、指も5本になっていました

窪田さんはその最初に描かれた人間の6本、4本、3本の指を見て、そのAIアートを模写し始めたそうです

5本指じゃない手の方

次第にその6本がエラーとして認識され、排除されていく中で「5本指じゃない人もいるのでは?」と思って、裂手症(れっしゅしょう)の方に会いに行ったそうです

裂手症(れっしゅしょう)とは、手や足の先天異常で、中央列(第2、第3、第4指・趾)が欠けてV字形の裂隙(れつげき)を形成した状態のことで、痛みがある人もいればない人も、手術もしっかり握れるようになるものもあれば、自分の望む範囲での可動域まで行く手術をする方もいるんだとか

右手が裂手症(3本指)である娘さんを持つゆきさんが窪田さんからインタビューを受けている映像がとても印象的で

「見た目がちょっと違うだけで普通に過ごせる、スペシャルなケアはいらないっていうことを知ってほしい」と言っていました

その中で窪田さんが「ペットボトルの開け方とかどうやって教えたんですか?」と質問したのに対し

「窪田さんはお母さんにペットボトルの開け方を教わったんですか?」と聞きかえされ、納得しているところで

「うちの子も同じで何も教えてないし、すべて自発的に色々始めてできるようになっています、特別じゃないんです」とおっしゃっていました

ゆきさんのNPO法人「Hand & Foot」

お医者様とアーティストの共通点を発見!

志郎さんの発信から私ともうひとり20代の女の子も集合して、ランチを食べながら作品について、そして志郎さんのお医者様としてのお仕事、クラファンの話を聞かせていただきましたが

お医者様には「倫理委員会」というところから都度都度倫理感のアップデートの話をされたり、認識を一緒にしたりという作業があるそうで、特に医師より研究者さんに対してあるのだというのを知りました

それを想うと、今回の窪田さんのアートも境界線のつけようがない、ちょっとあいまいででも大事なもののように思えたので、それを直接ご本人に感謝のメッセージとともに感想で送りました!

するとアーティストも倫理委員会の方で承認、そして論文を書いてから作品を展示、ということになるそうで、まさかの共通点を見つけてしまいました…!

#すごくすごく興味深かったです

見た目が違ったら大変そう?

実はこのランチ後にお友達に会ったのですが、その方は柔道を長くやっていてその関係で耳が変形しているんです

内出血を繰り返したため、耳の上部がぷくっと両耳膨れていて、それを見て「友達のこの耳はAIに認識させたらエラーとして排除されてしまうのかな?」とちょっと思ったりしました

彼にとっては普通のもの、でも見慣れない人からすると痛そうに見えたり、不自由そうに見える

でも裂手症の方もそれと同じ、変わりないだけ

初めて聞く、見る症状ですがとても興味深く、自分の中でのいろんな情報と紐づけることができたし、感情がたくさん動いていい時間でした

今は裂手症の人の手を握ってみたい、話してみたいってすごく思います

#当事者の人に言ったら迷惑になっちゃうかもしれないけど

今回、素敵なことを知れて本当に嬉しかったです!

お誘いいただいた志郎さん、ほんとうにありがとうございました!!

関連記事

PAGE TOP