どうも!埼玉県桶川市ドッグサロンリンゴのオーナーりんごです
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TikTokの反響が大きかった!
先日のインスタライブの切り抜きをインスタグラムでは全3回に分けて投稿をさせていただきました
「トリミング中に起こった痛かったこと」と題して、保健所から出してきたばかりのコーギーちゃんを洗って噛まれてしまったという失敗談をあげたところ、これがプチバズリ!
現在70万回再生されるというびっくりなことが起きました
噛まれたというインパクトと、保護犬とのストーリーが皆さんの気になる!という気持ちをかきたてたと思っているんですが、あれから10年経ってこのことを振り返れたのは自分でもよかったなぁと思います
題名に「痛かった」と書いたのは、本当に痛かったからなのと実は1番大変なのは犬相手ではなく、やはり人間を相手にしたときだからです(笑)
ではどんな時に「大変」と感じるか
それは飼い主さん都合トリミングを注文してきたときだったりします
それって一体どういうこと?とわからない人も多いかと思うので、もうちょっと解像度を上げて書いていきたいと思います
そもそも飼い主さんに気に入ってもらえないと仕事がもらえない
ブログでもラジオでも何回も言っているんですが、トリマーとは犬相手の仕事と思われがちですが、全然お客様相手の接客業です
なんせわんちゃんたちにいくら好きになってもらえてもトリミングを注文する飼い主さんに気に入っていただくことができなければ次のお仕事はもらえません
いかにお客様の役に立てるか?で仕事をいただけるかいただけないかが決まってきます
大変だったことNO.1はやはり…
犬を飼う、というのを考えるとご飯を毎日あげる、かわいがる、病気になったら病院に連れていくというのが一般的かと思うのですがここが抜け落ちている飼い主様が一定数いらっしゃいます
そういった飼い主さんからお仕事をいただくときにこの「価値観」が大きくずれてしまっているときに相手に合わせなくちゃいけないというのがなんとも大変な作業だなと感じているんです
具合が悪いと知りながら、わんちゃんを預けられトリミングとお願いされたことが実は何回かあり、そのたびには飼い主様の注文を受け入れたい自分とわんちゃんの体調を考慮して辞めたい自分とのせめぎあいがありました
結果、いつもわんちゃんの体調を優先しました
そもそも、わんちゃんが元気でなければお仕事だったその先もいただくことはできません
なので、飼い主様の都合優先になってしまう場合、価値観や意見が相容れなくて心苦しいことがあります
それがトリマーをやっていて1番辛いと感じることなんです
同じトリマーさんたちから共感をいただきました
私たちプロは、飼い主さん都合になっていないかを考え、わんちゃんそして飼い主様のQOL(生活の質)を確保するために仕事をしています
そのトリミングは本当に必要なのか?
を常に考えているからこそ、飼い主さん都合になってしまっている状況にいち早く気が付くことができるんですね
これをインスタライブ中にお話しすると、数人のトリマーさんから「わかる!」とお声をいただくことがありました
みんなわんちゃんを幸せにしたいとこの業界に入ってきているので、わんちゃんにとってベストなのか?というのは日々考えながら仕事をしているんだと思います
お忙しい飼い主さんのサポート役としてお役に立ちたいと思うと同時にワンちゃんの精神面、体力面での健康が1番なので、もしトリマーさんに「ワンちゃん優先にしましょう」と提案をされたら、飼い主さんの方がは是非検討をしていただけると嬉しいなと思います