どうも!埼玉県桶川市ドッグサロンリンゴのオーナーりんごです
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2024年2月のご予約は12月1日開始です
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うちへご来店いただいているお客様のご紹介で爪切りのご予約を先日いただきました
その子は他のサロンさんで「暴れる、嫌がる」と言われてしまい飼い主さんが「ではどこにお願いすればいいだろう?」と悩んでいたところ、「リンゴさんに行ってみたら?」とおすすめされたとのこと
これだけ聞いて私が想像するに飼い主さんは悲しい思いをしただろうし、不安にもなっただろうなとちょっと切なくなっちゃいました
ではこの場合、暴れるわんちゃんが悪いのか?
はたまた暴れるわんちゃんにしてしまった(しつけが行き届かなかった)飼い主さんが悪いのか?と考えがちですが
トリマーの立場で答えるのならばここはこのわんちゃんを担当したお店の責任が重いぞー!っていうのをハッキリ言っておこうと思います
プロだったらこういうことはしちゃだめだし、言わないようにしたほうがいいよね、という話です
これは私の個人的な見解なので「私はそうは思わない」という方がいればそれはそれでスルーしちゃってくださいね
お金をいただいている=相手の困りごとを解決している
私たちトリマーは何故飼い主様からお金をいただけてるんでしょう?
それは飼い主様にはできないお手入れを勉強して、技術としてもっているからです
世の中の仕事というのは「人が困っているのを助けてあげること」と子供に教えている人がいました
まさしくそのとおりだなぁ~と思っていて、日ごろ飼い主様の役に立つことを意識しています
「犬が暴れるからできない」を言い訳にするな
今回の爪切りの予約をいただいたわんちゃんは、聞くところによると前のサロンさんで暴れてしまったということでしたが
まず、爪切りが大好きというわんちゃんはほとんどいません
そして、その嫌いな爪切りをどうスムーズに終わらせるかの技術を持っているのがトリマーだと思っています
飼い主さん側の話しか聞けてないので、一方的な物言いになってしまうと思うのですが、「犬が暴れるから爪切りができない」という風にトリマーさんが言っているのだとしたら
それはトリマーさんの技術がそこまでしかない、と私は分析します
そもそも犬は言葉が話せないですし、暴れるし、噛むし、吠える動物です
それが前提にある中でお手入れをしなくてはいけないプロの仕事上「犬が暴れるから」という理由はちょっと辻褄があわない話なんです
もしできないのであれば、何故できないのか?を飼い主さんにちゃんと説明する必要があります
実際私でもお断りするわんちゃんがゼロではありません
例えば、大型犬の噛み犬ともなれば女性一人ではできないですし、やり方を間違えればもっと攻撃性の高い子に育ててしまう可能性があります
できないことは、できないとはっきり伝えてできる場所や人に渡す、というのも必要な場合があるのです
説明がしっかりできてこそプロ
以前もブログで書いたと思うのですが、お客様が納得や安心ができる説明ができてこそプロだと思っています
例えばほしい家電があったとして自分で調べてネットで購入することはだれでもできますよね
でも、ビックカメラなどの家電量販店に足をわざわざ運ぶのは何故でしょう?
それは家電のプロがそこに居てメリットデメリット、価格の差を教えてくれるからなはずです
「この家電がほしいんですけど…」といって「ちょっとわからないですね」って言われたら、「プロなんじゃないですか?」って聞きたくなっちゃいません?(笑)
なので、トリマーもこれと同じでちゃんと犬についての説明を飼い主さんにする必要があると思って私は仕事をしています
現場にでたら「新人だから」は通用しない
前のサロンさんで担当してくれたのがどうやら新人さんだったようで…と聞いて私のプロ根性に余計に火がついちゃったんですけど(笑)
新人さんだからといってわんちゃんの嫌いを増やしたり、飼い主さんの不安を作ってしまうことを許してもいいのか?とも思うんです
この新人さんに経験値がないのでミスをするな!と言うのはかなり酷なことであるというのは重々承知で、私も過去トリマー1年目がありました
なので、この場合これはこのお店の管理をしている立場の人の仕事で「爪切りがとっても苦手な子」に新人さんをあてずにベテランさん対応で乗り切れなかったのかな?という話です
私はキングコングの西野亮廣さんのオンラインサロンに入っているのですが、今年の4月ごろ新しく社会にでた若者たちにむけていた言葉がめちゃめちゃシビアででもすごい的を得てて刺さったのでここで紹介しますね
「社会に出たら「新人なので」という言い訳は通用しない。お客様にとってそんなのは関係なくあなたはプロとしてうつり、ベテランと普通に比較され評価される。価値が生み出せないとわかれば即脱落の厳しい世界で「仕事を教えてもらうつもり」の人に時間やコストをかける余裕のあるところなんてそうそうない。」
ラジオで聞いたので一言一句同じかと言われると違うと思いますが、だいたいこんなかんじ(笑)
厳しいな~と思いつつ、自分も実際卒業したてでトリミングをほぼ任された経験があって、大変だったけどそこでお店の利益につながる仕事をできているという達成感を体験できたのはすごく今の働き方に繋がっているなぁと思います
トリマーさんは熱心な方が多いので情報共有してみましょう
とまぁ、飼い主さん側の話だけで勝手に言ってることなので、もちろんトリマーさん側の意見をちゃんと聞いていればまた全然捉え方がちがうと思います
基本トリマーさんってわんちゃんのことをとても大切に思っていて責任感の強い人が多いな~ってイメージがあるので、もしかしたらこの担当してくれたトリマーさんと上手に情報共有ができたら改善できるところもあるんじゃないかな~とも思います
人が不安になったり怒ったりする理由って圧倒的な情報不足で起こることが多いので、何か疑問に思うことがあったらとりあえず聞いてみる!意見を行ってみる!で意見交換してみるのもいいかもしれませんね