シニアペットとの最後の時間:18年を共にしたダイヤの物語

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愛犬との別れとトリマーとしての責任

ペットを迎える際、日本では動物愛護法により飼い主には「終生飼養」の義務があります

これは、ペットが命を終えるまで最後まで責任を持って面倒を見ることを意味すのですが、私は15年以上トリマーとして働いていく中で多くのペットとの別れを見てきました

特に、飼い主様が先に亡くなってしまった場合も何回か経験があるので、改めて「ワンちゃんを見送るのが先だなぁ」と思います

今回、ダイヤを見送ったことは非常に悲しかったですが、同時に飼い主としての責任を全うできたと感じていて、それをインスタグラムのライブでお話しました

是非動画を見ていただきたいのですが、文字のがいいなぁ~って方は今日のブログを最後まで読んでいただけると嬉しいです

※インスタライブはこちらから(約6分弱の動画です)

ダイヤちゃんとの最後の3ヶ月

ダイヤは、日に日に老いていく中でおトイレができなくなり、最後の3ヶ月間はおむつをしていました

とはいえ介護という介護はしなかったので、年相応に過ごしているなーと思っていたある日、呼吸が浅くなる発作が始まり、夜間救急に連れて行くことになってしまいました

医師からは、体のどこかに炎症があり、それが呼吸困難の原因であると言われ、治療の相談も都度していたのですが、正直18歳という年齢で選択肢は限られており、夜を越えるのは難しいだろうとのことでした

自分も知識が全くないわけじゃないので、ここで元気に帰ってくることは望みとしては少ないだろう、と思っていたので「やっぱりか…」と覚悟しました

私にできることをやりたいし、夜通しおうちに置いていても苦しんでいるダイヤを見て過ごすだけなのでお医者様に最後頼りたかった、というのが本音でしょうか

酸素室での最後の夜

結局3~4時間ほど病院には滞在したのですが、その間ダイヤは酸素室に入っていて、見る限り少し楽そうに見えました

それだけでも病院へ連れてきてよかったかも、と思えましたし先生からは「酸素室のレンタル」を提案していただいて、おうちに一式をお借りして持ち帰ってきました

一晩中見守って朝方発作が起きた時に最期の瞬間を覚悟しましたが、その時は持ちこたえてくれ、なんだかんだ子供たちが起きてきて騒がしくなり、学校や朝ご飯の準備にちょっと傍を離れたのでした

準備が一通り終わってダイヤを撫でながら娘が学校に行く時間になった瞬間、ダイヤの呼吸が止まっていることに気が付きとっさに「あれ!?息してない!とめちゃった!」と声に出してしまいました

するとランドセルを背負って玄関に立っていた娘が大泣き

とても学校に行ける状態じゃなかったので、お休みすることにしました

#とてもとても登校しろなんて言えなかった(泣)

私にはダイヤがその瞬間を選んだのだと思いました

家族との時間と別れの儀式

息子はというと火葬が終わって骨になった時にやっと「死んでしまった」ことが分かったようで、骨壺の中の骨を見て大泣きし始めました

「ダイヤいなくなっちゃった!いなくなっちゃったぁあ!!」と素直に言う息子に私も涙がでてしまい、ショッキングな体験をさせてしまったな~とごめんね、という気持ちでいっぱいでした

でも、動物を迎えるっていうのはこういうことなんだよ、ととても大事なことを教えられたと思ってわんわん泣く息子の頭をなでていたところ…

「で、今日の晩御飯は何?」とすっかり切り替えていて、私の方が涙を止めるのが大変でした💦(笑)

シニアペットとの向き合い方

まだ49日も終わっていないため、気持ちの整理は半分できてるかな?どうかな?という感じですが、時間という薬が少しずつ癒してくれると信じて1日1日を過ごしています

この経験を体験して、今後お客様に「私の場合はこうでした」とお話できることが増えたなと思うと本当にダイヤにはありがとうしかないなぁと思っています

今現在、シニアのペットを飼っていて不安を感じている方や、どうなるんだろう?と悩んでいる方も多くいらっしゃるかと思います

何かお手伝いができたらなぁと考えているので、ぜひ公式LINEから相談やお問い合わせくださいね

お話するだけで気持ちが楽になったりするかもしれません!

ご遠慮せずご連絡ください

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