命の最期「どう着地するのか決めている」

どうも!埼玉県桶川市ドッグサロンリンゴのオーナーりんごです

2024年4月14日(日)12時、5月24日9時半の空きがございます

お問い合わせは公式LINEからお願いします!

【お知らせ】

3/26、14:30~若手トリマーの彩萌(あやめ)さんとインスタライブ!

大好きな仕事に就いた、夢を叶えたその後の話をしていきたいと思っています!

3/29、16:00~ドイツで働く3児の陽気なパパさんとスタエフコラボ!

私が50の質問を用意してパパさんに聞いていくというスタイルでその面白さを深掘りしていきます

そして5/17 20:00~リンゴオンライントークイベントを行います!

毎月満員御礼の状態で旦那さんを超えちゃう収入を作れた秘訣、そして子育てしながら働くことってこんなに楽しいんだよ~というのを伝えます!

よろしくお願いいたします!

愛犬チワワのリンゴの病状

2週間前に急性腎不全と診断され、「今日明日死んでしまうかも」とお医者様に言われたのにもかかわらず現在治療の甲斐あって私のとなりですやすや寝ていてくれているリンゴさん

最初はとにかく「死んでないか」の確認を毎日する日々で、なかなか穏やかではなかったのですが

通院も終わって自宅で管理するようになってからは「先生のチェックがない」不安とずっと「一緒にいてくれている」という安心感という感じで過ごしています

自分でちゅーるは食べるもののほかはあまり食べたがらないので、ふやかして口にもっていくと食べるといった様子で介護状態なのですが、その時間をくれただけで私的には満足しています

さて、腎不全患った後の話を今日はしていこうと思います

余命は持って半年

今回一命をとりとめたリンゴですが、腎臓という臓器は一度悪くなると治りません

つまり悪いものとどう付き合っていくかが重要になります

と、いうことで我が家で点滴ができるようにお医者さまには点滴セットをお借りしていて、おうちでやってます

※といっても一人でやる自信がないのでパパ(動物病院勤めたことあり)に頼んでしまっています

とはいえ、おしっこも自分で行くし17歳ダイヤとは喧嘩をするまで回復(笑)

またこの先リンゴがすぐすぐいなくなっちゃうという想像ができなくなってきました

ただ、先々のことをうやむやにしていてはまたパニックになってしまうので、色々様子を見ながらパパと話していく中で…

余命は半年、もって1年だろう…ということをハッキリ認識しておくことにしました

準備する時間をくれているんだよ

長くお付き合いしているお客様の中に老人ホームの職員さんをしている方がいらっしゃるのですが、たびたび利用者さんの看取りをすることがあるんだとか

そうしていく中で「その人本人が亡くなる瞬間を決めている」と感じることが多いんだそうで、これは私もその都度お客様わんこを見送っていく中で感じていたことだったので答え合わせができたような感覚でした

そして今回もリンゴのことをお話すると、「きっと石井さんの気持ちの整理をつけるための時間をくれたんだよ」と言っていました

やっぱりそうか~~~!と納得

あと半年、1年リンゴとどう過ごすのか?もちろんダイヤも18になるのであとどのくらいいてくれるのかわからない…

ちゃんと受け止めて行かなくちゃなと思いました

着地の仕方を考える

私の好きなアーティスト(BUMPOFCHICKEN)が自身のおじいさまが亡くなったことを曲にした、というインタビュー記事を読んだことがあるのですが

そこに`入院してベッドに座っている祖父から「あとはどう着地を決めるか考えてるんだよ」といわれた‘というのが書いてありました

着地を決める?

その時はうっすらとしかわからなかったその言葉が、今はなんだかしっくり来ています

みんながいるときなのか、ひとりのときか

痛みや苦痛を優先するか、しないか

空腹か、満腹か

やりたかったことをやれたときか、そうじゃないか…

そういう些細な小さなことひとつひとつその命の答えがあって、着地があって、その瞬間を決めている

きっとそうなのかなぁと思っています

そして、そのリンゴが選んた着地を私はしっかり見届ける義務がある

正しい亡くなり方の順番~飼い主の義務を全うする~

わんちゃんを亡くされた飼い主様の話をよく聞くことがあります

それはいつだって愛情にあふれていて素直な感情と言葉ばかりで

どんなにその人が泣いていても、自分を責める言葉を言っていたりしても美しいなと思っています

救いになるかわからないのですが、毎回伝えているのは「亡くなる順番はわんちゃん、そして飼い主様ですよ」ということ

これだけお店をやっていると飼い主様が先に亡くなられて、わんちゃんが残ったというパターンを目にしたことがあります

それはそれは飼い主様の気持ちを想うと心残りだったろうし、わんちゃんもなんで?と死を理解できずに過ごして会えない寂しさに戸惑っている姿を見ました

なので、わんちゃんを見送る、が正解

それができたあなたは飼い主としての義務を間違いなく果たした、ということになりますとお伝えしています

こんなこと偉そうに話したり書いたりしてますが、自分に言い聞かせてます(笑)

じゃないと本当に心が崩れ落ちそうな瞬間がちらほらあるんです

リンゴを、ダイヤを見送ることが私の義務で課題で宿題、これを終わらせることができないならそもそも飼うんじゃない!と(笑)

看病・介護をさせてもらえる時間をもらえた私はラッキーです

今のこの時間を無駄にしないように寄り添っていけたらいいなと思っています

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