先日のお休みは前から告知をしていました動物愛護団体アリスの会さんとのお話会でしたーーー
代表の坂本さん、そしてスタッフの土屋さんと３人で２時間弱お話させていただいたんですけど、これが本当に本当にすご～～～く楽しかったんです
インタビュアーのように色々質問を用意して順序だてて話を聞く予定だったんですけど、出てくる話題が面白いものばかりでとても話の腰を折ることができなかったし、それもっと教えてください
と身を乗り出して聞いちゃうほどでした（笑）
なので、全体を聞いた中で聞きたかったことのアンサーだなと思うところをチョイスしてこちらで報告いたします
また文章にするとちょっと意味合いがとりずらいかなぁと思うのでこちらは是非ラジオで聞いていただけると嬉しいです
アリスの会について教えてください
【スタッフは何名？】
３５名
【活動場所は？】
主に東京、神奈川、埼玉
【NPO法人ってなんですか？】
営利を目的としない活動をしている所です
個人・企業さんからの寄付や援助で運営しているのでお金は徹底的に１円単位でしっかり管理しており顧問税理士さんに確認していただいています
スタッフ全員 無償ボランティアです
【保護する流れを教えてください】
保健所に収容された犬は動物愛護センターでの管理下になり、そこから各動物愛護団体へ預けられる
(NPO法人だと愛護センターさんから任されるときに信頼度が高いそうです）
その他、一般相談からの引き取りや多頭飼育崩壊
そして預かりボランティア宅でお世話をして次の飼い主様への譲渡となります
【譲渡してもらう時の条件は？】
まずは譲渡希望のメールフォームを送っていただいて書類審査をした後、動物を飼育できる環境が準備されているかご自宅への訪問を行い確認後、お見合い→トライアル(約2週間)
その後 両者同意のもと譲渡という手続きになっています
(書類審査や訪問の後、譲渡をお断りする場合がありますが 理由の開示は様々な理由で明かすことはできません。)
【野良猫の餌付けについてどう思いますか？】
目の前におなかをすかせた子がいたらあげてしまうと思う、でも根本的な解決にはなっていないので一時的に保護、避妊去勢をして戻すというTNRの流れになると思います
(人慣れしている子は保護し譲渡先探し、負傷の子は医療にかける)
【地域猫を家庭猫にできませんか？】
一度野良で育った子が家猫になるのはなかなか難しい、おうちがストレスになってしまう場合がある
(性格は様々なので人慣れしている子や少しずつ慣れてくる子を家庭猫として受け入れることは可能)
なので、餌付けをしたら最後その子たちが命を全うするまで毎日あげるという覚悟がないとだめ
(その間旅行もいけない、体調不良でも行けるかどうかを考えてほしい、代理や仲間がいないと厳しい)
【ペットショップは肯定派ですか？否定派ですか？】
否定派
やはりモノではないので、お金で命の売買がされているのは違和感、しかしショップで犬猫を向かい入れた方々を否定はしない、出会い方はそれぞれなのでご縁だと思う
大切なのは、終生飼育
お世話や知識を持つことができること、時間的・経済的な余裕があること、育てる・看取る覚悟があること
ブリーダーからオークション会場をへてショップに行く生体販売のシステムを見直すべき、知るべき
一言にブリーダーと言っても、利益の為に子犬を無理やり産ませているところもあれば、犬のスタンダード(しっかりした犬を作る)を守るために子犬を産ませているところもあるのでそこの区別もしてほしい
繁殖屋と真のブリーダーは違う
【最後にアリスの会さんの目標は何ですか？】
このような保護活動が必要なくなることが目標(夢)ですが現状的には厳しいので
将来的に施設(行き場のない犬猫や老犬たちがフリーに過ごせる場所）を持てたら１頭１匹でも救いたい。
トリマーとして犬にかかわる仕事をしている中で、動物愛護団体さんについて何も知らないなぁと思いながら寄付を続けてきました
今回は「わからないことをわからないままにしているのが嫌だった」とお二人にお伝えしたところ、すごく興味をもって私の話にも耳を傾けていただけた気がします
お二人は始終「アリスはたのしい」「犬たち猫たちかわいい」ってお話されていて、こういうスタッフさんにかかわった動物たちはそこですでに幸せだろうな～と見ていて思いました
これをきっかけに是非アリスの会さんを皆さんが知ってくれたら私も嬉しいなと思います
HPとインスタ載せておくので是非みてくださいね
