今回は犬のワクチンについてご紹介したいと思います
病気を予防するためのワクチンですが、コロナが来てからそのあり方やワクチンに対する自分の考え方が明確になってきた2~3年だったかと思います
健康でいるためのとはいえ、副作用がありそれをどこまで許容するのか?
自分の体ならまだしも愛犬の体のこととなると考えもさらに難しくなってくるかもしれません
そんな中で、14年ほど予防接種をしているわんこたちをお世話させていただいているトリマーの私が言えることを述べていこうと思いますので、参考になれば幸いです
まずは犬のワクチンには義務と任意とのモノがあります
義務ワクチンは皆さんもご存じのように国で「必ず打ってください」と言われている狂犬病ワクチンのことです
狂犬病は、感染すると100%死亡するもので犬だけでなく人間にも感染するため、国で予防接種を義務付けているのです
そして任意のものとして混合ワクチンがありますが、これは流行り病を予防するための注射です
飼い主様の意思で受けるものとなっておりますが、多くのサロンやドッグランなどがこちらの接種なしでは利用できないようになっています
犬が集まる場所で集団感染してしまうリスクを軽減させるため、という目的があり当店も初回利用時には混合ワクチンの証明書、または抗体検査証を確認させていただいております
「抗体検査」とは?
前回打った注射の抗体がまだ体に残っているかどうかの検査です
これをすることによりワクチンの接種時期を延ばすこともできますし、感染症対策としてお店に提示もできます
お医者様の中には抗体検査をしない方もいらっしゃるようなので、かかりつけの先生に相談してみてくださいね
狂犬病も混合ワクチンも1年ごとの接種をおすすめされてきたわけですが、「そんなに頻繁に打つ必要はあるのか?」という意見がでてきました
私が個人的に思うのは、ワクチンを作っているメーカーさんたちはなるべく副作用が出ないようにお薬を作ってくれているはずで(副作用が一定数でてしまうことはありますが)
そのメーカーさんが保証する期間というのが1年なのだと思っています
賞味期限切れの食べ物を自己判断で食べるのはありですが、何かあっても保証はできないです、といったところでしょうか
(たまに期限切れの納豆や牛乳飲んじゃう私)
(1日2日ですけど(笑))
なんにせよ、不安な気持ちのまま過ごすのは良くないですし、愛犬の健康を考えてワクチン接種をどうするか、是非ご家族様で話し合い、わからないことは獣医さんに聞くという癖をつけていきましょう